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ニワトリは夜タマゴを生まない! [コケコッコー物語]

 なぜなのでしょうか? ニワトリは朝、タマゴをうみます。
鶏舎では明け方からタマゴがベルトコンベアに流れはじめます。
9時から10時にかけてがピーク。ドドドッと押し寄せ、午前中に、80%近く生み終えます。

 ニワトリのお腹の中では、タマゴが出来るまでに約25時間必要です。
ですから産卵の時刻は、毎日1時間ずつずれてタマゴを生み続けます。
例えば、今日の9時にタマゴを生んだニワトリは、翌日は10時にタマゴを生みます。
タマゴを生む時間が午後にずれ込むとその日は生むのを休み次の日の早朝にまた生みはじめます。この周期を繰り返しています。koke03.png

 ニワトリも人間と同様に、秋から冬にかけて食欲は増進し、夏は減退します。
ところが、タマゴができるまで25時間は必要ですので、たくさん餌を食べたからといって生むタマゴの数は増えません。
夏には食べる量は減りますが、出来るだけ産卵のリズムを狂わせないように養鶏家の人々は努力しています。

 このため、秋冬には若干飼料の栄養価を落としたり、夏には、栄養価を上げたりする工夫を行っているのです。ところがタマゴの相場の方は、人間の食欲が夏場は減り、秋冬に増すので、夏場の価格は下がり、秋冬の価格は上がるのが一般的になっています。

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